阪急今津線甲東園駅

甲東園駅は、その周辺に学校がたくさんあり、学生の利用が多い駅です。ホームで電車を待っている人と、沿線の他の登場駅と比べて、高校生、大学生の姿が目立ちます。悦子たちのようなにぎやかな女子高生もたくさんいます。

周辺の学校の中で、最も名が知られているのが関西学院大学(かんせいがくいんだいがく)、通称「関学」です。

女子大生のミサが、自分や彼氏のカツヤの通っている大学とはレベルが違うと評する、いわゆる「ええとこ」。パンク風の学生、圭一とガールフレンドの美帆が通っているのは、おそらくそこです。

関学は、線路の西側、ハイキングコースとして知られている甲山(かぶとやま)のふもとにあります。ふもとと言っても、甲東園の登場駅から20分ぐらい坂道を登らなければなりませんが…道路脇の斜面には、山の植物が生い茂っていて、登下校するだけでもちょっとしたハイキングの趣があります。自然児の圭一と美帆は、ワラビを探しながら歩いているに違いありません。

道のりの半分くらいまでくると、住宅や学校などの建物が目立つようになり、再び街らしくなってきます。春は桜の名所と知られる並木道を抜けると、そこが関学。

一般の人も入れるので、私も何度か遊びに行ったことがあるのですが、偏差値だけでなく、見た目も「ええとこ」ですね。緑の芝生に建築家のヴォーリズ設計というスパニッシュ瓦の校舎が映え、美しいの一言。私も、こんな大学で青春を謳歌できていたらよかったなあと、嫉妬してしまいます。

さて、甲東園駅周辺に戻りますが、甲東園駅の関学側には、閑静な雰囲気で、いわゆる学生街的な感じはありません。コンビニ、マクドナルド、それからスーパー「大丸ピーコック」がある程度。

しかし、そのピーコックの脇の階段を上がり、甲東園駅の登場駅舎を通って線路の反対側に下りると、チェーンの居酒屋や焼き鳥屋など、ふだんの飲みや宴会に使えそうなお店がたくさんあり、にぎやかです。

今年(2010年)は、甲東園駅一帯の飲食店が参加した巨大屋台村イベント「甲東園バル」が開催されたりと、今後ますますの盛り上がりが期待できるエリアです。