門戸厄神東光寺

門戸厄神東光寺の大提灯

圧倒的迫力の大提灯には「厄神明王」の四文字が!

小説『阪急電車』の中では、阪急電車沿線にたくさんいる神様仏様のひとつ、そして学生の圭一がぼんやりと「そういやけっこう学校からも近いのに門戸厄神て行ったことないなあ」と思うだけ、という扱いになっている門戸厄神東光寺。

しかし、関西ではかなりメジャーな厄除けのお寺のひとつで、初詣や、毎年1月18・19日に行われる「厄除け大祭」には、何万人もの人が訪れます。そのために、門戸厄神駅には、宝塚方面行のホームの中ほどに臨時改札口が設けられているほどです。

門戸厄神東光時に祀られている厄除開運の厄神明王さまの歴史は古く、嵯峨天皇と弘法大師によってつくられたとされています。

嵯峨天皇は、自身の41才の厄年にあたる天長6年(829年)、愛染明王と不動明王が一体となって厄神明王となりあらゆる厄を打ち払うという霊感を得、空海に祈願を命じました。

空海は愛染明王と不動明王が一体となった厄神明王像を三体刻み、高野山の天野社、山城の石清水八幡宮、門戸東光寺に祀りました。しかし、現在、残っているのは東光寺のものだけだそうです。いかにもご利益がありそうですね。

そんな厄神さままでは、門戸厄神駅から普通に行けば歩いて10分くらいでしょうか。しかし、厄除け大祭の日に行くと、そんな時間ではたどり着くことができません。というのも、駅から厄神さんまでの道のりのほとんどは、道幅のあまり広くない田畑の中の一本道。人の渋滞が起こるんですね。

去年などは、連れが厄年ということで、頑張って厄除け大祭の日に行こうとしたものの、途中で嫌になってしまい、結局、厄神さんとは反対方向へ向かうわき道にそれて線路沿いの道路に出、門戸厄神駅前のスーパー『イカリ』で買い物をして帰ってしまいました^^;

厄年なのに、それではまずかろうということで、後日、普通の日にお参りに行きましたけどね。境内をゆっくり見たいなら、普通の日がお薦めです。弘法大師ゆかりのお寺ということで、四国八十八カ所のミニチュア(!?)などもありましたよ。