小林駅のツバメの巣

改札上のツバメの巣

駅改札の真上に鎮座ましますツバメの巣。なかなかいい場所を確保した模様。

「いい駅だから」と言われて降りた小林駅の西宮方面行きホーム。とりあえず駅待合室とトイレと自販機をチェックしてみたものの、それらのあまりの普通さに、一体どこがいいのかと翔子は首を傾げつつ改札に向かいます。

そこへ一羽のツバメがひゅっと飛び込んできて、頭上から雛鳥の声が降ってきました。見上げると、天井近くに雛鳥がてんこ盛りになったツバメの巣が三つもあり、全ての巣の下にフンよけの受け台が。

そして、「今年もやって参りました。」というフレーズから始まる、まるでツバメが挨拶をしているかのような墨書きの貼り紙がされていると小説『阪急電車』には描写されています。

小林駅に取材に行ったのは12月で、ツバメはとうに去ってしまった後でしたので、もしかして何もないかも、と思ったのですが、翔子と同じように西宮方面行きホームで降り、改札前で頭上を見たところ、ツバメの巣が!

右手に3つ、左手に一つで実は計4つ!

「明らかに素人仕事の」受け台も付いてます。さすがに貼り紙はありませんでしたが、小林駅では、ツバメが立ち去った後も、巣を壊さないでそのままの状態で保存しているようですね。

巣立ちが終わって、ツバメが去ってしまったら巣を撤去してしまう施設が多い中、何ともほっこりする話ではありませんか。

ツバメの産卵は4月から7月。彼らが戻ってきて、古い巣を修復し、雛鳥を産み育てるその頃には、小林駅に足しげく通って観察してみたいものだと思います