武庫川鉄橋

武庫川鉄橋を通過する阪急電車

武庫川鉄橋を通過する阪急電車

宝塚駅から、西宮北口方面へ向かう電車に乗り、列車進行方向に向かって右手を見ていると、しばらくは駅ビルにある宝塚阪急(デパート)の裏やら、花のみち脇の複合ビル「セルカ花のみち」の裏など閉塞感のある光景が続きます。

そのうち、宝塚大劇場が見えてきたあたりで列車は右へゆるくカーブし始め、宝塚大劇場宝塚音楽学校の間を抜けると、視界が一気に開けます。電車が武庫川鉄橋にさしかかったのです。

右手には宝塚大劇場の裏手のテラス、正面には武庫川の観光ダムや遠くの山並みが見えます。

そして、小説『阪急電車』の読者なら忘れてはいけないのが、石積みの「生」の文字。ともに中央図書館帰りのユキと征志が言葉を交わすきっかけとなったオブジェです。西宮北口方面行きの電車が「鉄橋を渡りおえる寸前の川の中洲」にそれはあります。鉄橋から見ると川の上流側。この場面では、列車の進行方向に向かって右手です。

詳細は、「武庫川の「生」の文字のオブジェ」のページをご参照いただきたいのですが、オリジナルが2005に制作され、いちど自然消滅してしまったものが2010年12月に復元されたこのオブジェ。

武庫川は、台風のシーズンには流れが激しくなりますので、おそらく1年はもたないと思います。

ですので、今津線に乗って、武庫川鉄橋を渡る際にはどうぞお見逃しなく。鉄橋の橋脚にほど近いところにありますので、覗き込むようにして見てみてくださいね。