宝塚大劇場

宝塚大橋から望む宝塚大劇場

宝塚大橋から望む宝塚大劇場

阪急宝塚駅を背に花の道をしばらく進むと、右前方に、オレンジ色の屋根とベージュ色の壁を持つお城のような建物が見えてきます。この建物が、世界で唯一の女性だけの劇団・宝塚歌劇団の舞台が上演される宝塚大劇場です。

宝塚歌劇団の歴史は古く、2014年には設立100周年を迎えます。現在の華麗なイメージからは全く想像できないのですが、そもそもの設立の目的は、阪急電鉄が運営する「宝塚新温泉」というレジャー施設の余興のひとつだったのだとか。

宝塚新温泉には、温水プールがあったのですが、全くお客が入らないので、プールの上に板を張って舞台を作り、そこで少女たちに歌を歌わせたりお芝居をさせたりすることにしたのだそうです。

そしたら、これが見事に大当たり。結局、宝塚新温泉自体はポシャってしまったのですが、歌劇団は残って進化を重ね、現在のような豪華なレビューやお芝居が演じられるようになりました。

現在の宝塚大劇場の建物は2代目で、1993年にオープンしたものです。

中には、2550席の大劇場を中心に、500席の小劇場「バウホール」、レストランやカフェテラス、宝塚スターのグッズが販売されている「キャトルレーヴ」、お土産やドリンク・軽食が買える「レビューショップ」などがあります。

劇場ゾーン以外には、無料で入ることができますので(休演日を除く)、宝塚にお越しの際には、一度のぞいてみてください。

小説『阪急電車』では、征志が、希望していた逆瀬川に住めなかったのを宝塚大劇場のせいにしているくらいで、あとは軽くスルーされている印象のスポットですが、あんなにきれいで広々とした空間を歌劇ファンだけに独占させておくのはもったいないですよ。