阪急今津線宝塚駅

阪急宝塚駅は、宝塚から川西能勢口を経由して梅田に至る阪急宝塚本線の北の起点であり、宝塚から西宮北口を経由して今津に至る今津線の起点でもある駅です。4本の線路を持つホームは、屋根と壁で覆われていますが、天井が高く、とても開放的です。

改札を出て左に折れるとJR宝塚駅に通じる連絡橋が、コンコースを横切って真っ直ぐ進むと阪急宝塚の食料品売り場があり、夕方は、乗り換え客やら買い物客やらでごった返します。

しかし、昼間は、これがあの宝塚大劇場の最寄り駅なの? と思いたくなるほどの人の少なさ。

そこで、10時〜17時(土日祝日は9時〜19時)は、4線のうち、今津線にあてられている1・2号線は閉鎖され、宝塚線にあてられている3・4号線のうち、3号線が今津線にあてられます。

3号線と4号線は、ひとつのホームを挟んで隣り合っています。すなわち、昼間のの時間帯に宝塚線から今津線、または今津線から宝塚線に乗り換えるには、降りたホームの向い側で待っていればいいということです。

「阪急電車」の登場人物のなかでは、宝塚市中央図書館を利用する征志とユキ、それから宝塚ファミリーランド跡地内の犬と触れ合える遊び場「ドッグランド」を訪れる時江と孫の亜美ちゃんが、この3・4号線ホームの利用者です。

宝塚市中央図書館は、宝塚本線のひとつ隣の登場駅・清荒神駅前にあります。今津線の住人である征志とユキは、このホームで今津線と宝塚線を乗り継ぎ、図書館と自宅の最寄り駅を行き来します。

一方、同じく今津線の住人である時江と亜美ちゃんは、今津線でやってきて、このホームで降り、階段を下りて改札を抜け、右手にある大きな階段を降りてドッグランド方面へ向かい、帰りはまた、宝塚駅まで戻り、同じホームから今津線に乗り込みます。

実は、ドッグランドへは、今津線のひとつ隣の登場駅、宝塚南口駅からの方が近いのですが、時江さんたちのように宝塚駅から花のみちを通って行くルートの方が、おでかけ感があってお薦めです。